因数分解の最初の問題としては手ごろなところです
本日の問題はこちらです。出題校は昭和11年、東女師となっていますが、東京女子高等師範学校のことだと思われます。現在のお茶の水女子大の前身ですね。wiki はこちらになります。
年表を見ると早い段階で附属の幼稚園を持っているし、やはり子供の教育に女性の力は欠かせないという判断があったのでしょう。それは当然の話だし、女性の社会進出を強力にバックアップしてきた学校だと言えるのではないでしょうか。
ただ歴代の校長を見ていると女性の姿はあまり見られないので、あくまで女性の人材を育てると言う段階にとどまっていたのかもしれません。むしろこの学校を卒業した人たちが新しい時代を作る役割を担っていたと言えるでしょう。
さて問題のほうですが、今回から項目が因数分解に変わるようです。その手始めとしては手ごろな問題だと思いますが、難易度的にはやさしいといって良いでしょう。ただ因数分解のことを忘れている人には躓きそうなところもあって、共通項のくくりだしはきちんと出来たでしょうか。
このままの形で三次式だとか、 y に関する二次式などと考えているようではかなり難しく感じてもおかしくないでしょう。