KYUTAMのブログ

大学レベルの数学を中心に物理、英語学習、雑記なども適当に入れていくブログです。

通分から係数比較と言う、ごく当たり前の解答です

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本日の問題はこちらです。年度は11、測技となっていますが、おそらく昭和11年でしょう。測技と言うのは色々探してやっと見つけました。どうやら中央気象台附属測候技術官養成所のことらしいのですが、現在の気象大学校の前身ですね。ここ以外に測技と言う略称で呼ばれそうな学校は見つからないので、まず間違いないでしょう。1924年に高等専門学校となっているのでこうした受験があったのだと思われます。リンクは気象大学校wiki気象大学校のホームページの歴史ページを貼っておきます。

 

気象大学校 - Wikipedia

歴史−気象大学校

 

考えると気象大学校などという学校は自分が高校生の頃は存在すら知らなかったものですが、給料がもらえる上に将来は気象庁の幹部候補となれば、相当人気があってもおかしくないわけです。将来性を考えるなら東大より上なんじゃないかとさえ思えますね。世間に知られていれば相当の難易度になると思いますが、実際のところはどうなんでしょうか。

 

それはともかく問題ですが、今回は易しい問題といって良いでしょう。普通に通分して分子の係数を比較すればそれで答えが出るはずです。未知数四つといっても手間取るようなレベルではありません。解答を始めたら一直線で終わりまで行きたいものです。